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講演

【イベント】 内閣官房デジタル市場競争本部事務局主催『Trusted Web』イベントに弊社代表クロサカタツヤが登壇しました(2022/3/15)

内閣官房デジタル市場競争本部事務局が主催した『Trusted Web』イベント(3月15日開催)に弊社代表のクロサカが登壇しました。

クロサカはTrusted Web推進協議会の委員及びTrusted Web推進協議会タスクフォース座長を務める立場で、今年度の取組を報告するセッションにプレゼンターとして、また具体的なユースケースを報告するセッションおよび今後のさらなる展開の可能性を探るパネルディスカッションにファシリテーターとして登壇しました。

『【概要説明】Trusted Web協議会の今年度の取組』においては、Trusted Webのアーキテクチャーを構成する4つの機能などをまとめたWhite paperを発表し、議論、検討、課題の洗い出しのためにコードでプロトタイピングしたほか、実際のユースケースの分析を実施し、これら議論を産業界と共有し、産業界が向かい合う課題にどのタイミングでTrusted Webが貢献できるかの検討を始めた事を報告しました。

『【報告】3つのユースケース』では、個人(転職におけるトランザクションのやりとり)、法人(トラスト・簡単さ、正確さが求められる補助金・助成金申請)、モノ(サプライチェーンをまたぐデータのやり取り)の3つのユースケースを分析された方々から、それぞれ説明を頂きました。
クロサカからは、Trusted Webは全く新しい事を創るという事ではなく、Webの中にもう一度トラストを埋め込んでいくために、インフラに近いレベルでどの様に検討していくべきかが重要になっていくだろうとお話しました。

『【ディスカッション】エンジニアコミュニティの形成とビジネスにおける活用可能】』では、エンジニアとビジネス間の連携がどのようにTrusted Webの背景にあり、期待され、どのような連携をしていけばよいのか、また、企業にとってTrusted Webに取組むビジネス上の意味合い、インセンティブについて活発な議論が行われました。
クロサカからは最前線の取り組みや悩みは貴重な知見であり、聴講者には課題や可能性を感じて欲しいと伝えたほか、アプローチの方法は、個人、企業のどちらかだけではなく、また、個人に権限を渡す、企業に任せるという事でもなく、コミュニティー全体で価値を高めるという視点を持ちながら、プロトタイピング、技術開発、標準化などを活発化させていきたいとお話しました。

『Trusted Web』イベント詳細はこちら