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講演

【イベント】日経クロステックEXPOの基調講演に弊社代表のクロサカタツヤが登壇しました

『日経クロステック EXPO 2021』の基調講演「もう悩まない、企業や自治体が5Gビジネスに取り組む勘所」(10月18日開催)に弊社代表のクロサカが登壇しました。

クロサカからは5Gの導入状況、幻滅期、5G活用例、企業間連携、いつどう開始すべきかなどについてお話しました。

◆ 日本は5Gの導入が遅れているのか?
5Gに限らず、企業がデジタルテクノロジー導入に思いあぐねれている事はDXが顕現されている中でも感じる。コロナで活用されるようになったテレワークは情報通信業では去年12月でも使われ続けていたが、他は高くても30%程度、ならすとかなり低い。労働者のITやテクノロジーが自分の仕事を脅かすという考えが、デジタル投資が進まない理由となっているが、この現状を分析したうえでいかにブレイクスルーしていけるのかを考えないとならないのではないか。

◆ 5Gの幻滅期は去ったか?
5Gの契約者数が2020年3月の開始から1年で15000万程度、全契約者数の1割程度に達した事を考えると概ね予想通りで、幻滅期の真っただ中ではあるだろうが、終わりが見えてきたところではないか。また、コロナによりネットを日常的なものとして扱うようになり、コンシューマーサービスに関しては成長していくのではないか。

◆ 5G活用例
20年1月にファーウェイが火神山医院でコロナ患者を大量のセンサーで24時間監視するシステムを作ったが、人の命を救う、楽にするために5Gが使えるのではないか。 AmazonGoは、5Gではないが、決済がないためについ購入してしまうほか、エスノグラフィー、何をしているかが把握されており、売上増を目指している。日本はデフレにより、コスパが叫ばれ売上増を忘れがちだが、5Gを導入し、付加価値を高め、売り上げを伸ばしていくことが重要ではないか。

◆ 企業と企業を結び付ける勘所は?
ユーザーエクスペリエンスが重要だろう。2020年のCESでデルタ航空は、飛行機とその周辺サービスの提供をしてきたが、旅行はどこに行くかを考える時から、帰宅し写真を見直す時まで続くため、自社の点の部分だけでは顧客満足は得られないため、サービス展開を広げると話していたが、データを扱う事でもあるため、顧客から納得・同意を得ながら、役割分担をして結び付け、プラットフォームに乗っていくこと、顧客を皆で大切にしていく視点を持つことが企業間連携で必要ではないか。

◆ いつ、どんな形で始めたら良いか?
今すぐ。これからの3年で5Gそのものも変わるうえ、準備に時間はかかるため、今すぐに開始しましょう。 企業は売上を上げ、経済成長し、皆が豊かになれる事を考え、自治体は住民全てが幸せになるためにどの様なテクノロジーが必要になるのかを考えていく必要があるのではないか。

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