弊社代表のクロサカが内閣官房デジタル市場競争本部に設置された「Trusted Web推進協議会」の委員及び技術的な検討を行う「タスクフォース」の座長として携わった「Trusted Web ホワイトペーパーver3.0」が11月24日に公表されました。

「Trusted Web」は、2022年8月に「ver2.0」を公表した後、民間事業者等による様々なユースケースの具体化から示されたベネフィットや課題を共有し、企業における自社のビジネスとの接点を見出すための材料を提供、ビジネス創出につなげる • 実装上のプラクティス等の整理を行い、エンジニア等が具体例を把握し、相互に議論しながらサービス開発に活用していく場をGitHub上に構築し公開 • 実証事業からのフィードバックを踏まえ、アーキテクチャを再構築するとともに、それを車の両輪として支えるガバナンスのあり方を提示してきました。

ホワイトペーパーver.3.0は、Trusted Webの考え方のビジネスへの適用、実装をわかりやすく理解するためのガイダンスとして作成されており、多様な事業者やエンジニアが取り組む際に素材として活用できるように、「概要／コンセプト編」、「ユースケース編」、「実装編」の３つのパートに分冊化されたほか、GitHub上で「実装ガイドライン」が公開されています。

今後は、ユースケースの創出、企業・エンジニアによる取組の更なる促進、社会実装の加速化、国際連携を進め、他の取組みとの連携や、Trusted Webのあるべき姿のデプロイメント、既存の仕組みからシフトしていくプロセスのイメージやその注意点や今後のロードマップの検討を深めていく予定です。

「Trusted Web ホワイトペーパーver3.0」はこちらでご確認ください。