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【検討会・協議会等】「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会(第3回)」に弊社代表クロサカが構成員として出席しました。 (2023/11/27)

「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会(第3回)」(11月27日開催)に弊社代表のクロサカタツヤが構成員として出席しました。(註:慶應義塾大学大学院特任准教授として)

会合では、構成員からの発表と意見交換が行われ、クロサカからは以下意見を述べました。

・「外形的な情報の検証」と「情報配信者の内部の規律」をどのように接合させ、信頼性や真正性の評価や、検証し得る状態にするかがミッシングリンクになっており、ここに大きな課題があるのではないか。

・「外形的な情報の検証」と「情報配信者の内部の規律」の2つがリンクしていれば、一定程度信頼できるか、エラーがあっても訂正されるようなギリギリの信頼感の担保が可能になるだろうが、この2つがバラバラな状態になると、誰が何を、何によって信じればよいのかがはっきりしなくなるだろう。

・このミッシングリンクをユーザーリテラシーだけに期することなく、他の方法も含め、何らかの結びつきを持ち、誰がどのように担うべきか、どのような結びつきがあるかなどを検討することが必要ではないか。

・なお、誰が結びつければよいかを拙速に政府や行政としなかった理由は、言論の自由の観点からそれでよいのかということもあるが、そこに何らか制度的な担保を持つことによって結果的に多くの利益になれば、何らか役割があるかもしれないと考えるからだ。

・これらをどのように考えていけばよいか、また、どちらか一方を議論していては空疎になるかもしれず、今後の論点の一つになり得るのではないか。

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