お知らせ

【検討会・協議会等】「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会 小規模中継局等のブロードバンド等による代替に関する作業チーム(第12回)」に弊社代表クロサカタツヤが構成員として出席し、執行役員の伊賀野が発表を行いました(2023/5/25)

「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会 小規模中継局等のブロードバンド等による代替に関する作業チーム(第12回)」(5月25日開催)に弊社代表のクロサカが出席しました。

また、執行役員(チーフ・テレコム/メディア・コンサルタント)の伊賀野が「IPユニキャスト方式による ブロードバンド代替に関する実証事業 放送アプリケーションに関する調査結果を踏まえた BB代替の今後の検討方針(案)」と題する、BB代替の実現可能な環境整備に向けた今後の検討方針(案)を発表しました。

クロサカからは、「枠組み作り」の中の「ビークル」はデリケートな話ができるものになるのかというコメントと会議体の在り方に関するコメントに以下を伝えました。

ビークルを作りサービス提供する事業体が協調的な行動をとる時、価格形成をできる限り行わなず、また全体でまとまったこと以外は受入れないというような条件をインフラ、製品、サービスを提供するプロパイダーに要求することは、競争法の観点から慎むべきことだと考る。

一方で、放送サービスのブロードバンド代替には、ユーザー環境や現状の便宜の状態を想定し、できるだけ円滑に移行する観点が重要で、地域や事業者で仕様が変わることは視聴者の利益を損なうことになるため、ある程度仕様を共通化していくことは一定の合理性があると考えられる。

難しいことは、どこまでを標準として定め、どこまでを要求として設定し、どこに提供者の自由度を担保するか、あるいは調達する側との交渉領域にするかは、十分な吟味をしながら標準化を進めていく必要があるだろう。立ち上げ方はもとより、動かし方、進め方についても一定の留意をしながら検討を進めていくことが期待されるが、弊社が提案したこの方式が一定の合理性があるだろうと考えているが、ご指導、ご協力をいただきながら、検討を安全に進めていき、可能であれば合意いただければ、と考えている。

資料等はこちらをご覧ください。

伊賀野が発表した「 IPユニキャスト方式による ブロードバンド代替に関する実証事業  放送アプリケーションに関する 調査結果を踏まえた BB代替の今後の検討方針(案) 」資料はこちらです。