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【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました 

6月1日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

米国ネットメディアの相次ぐ倒産を取り上げ、米国の「VICE Media」が倒産したと5月17日に報道があったが、VICE以外にもバズフィードが今年4月に報道部門を閉鎖し、 傘下のハフポスト(旧ハフィントン・ポスト)も報道事業の集約を発表したほか、CNET、Vox Mediaなどが大幅なリストラをしている、と状況を説明。

伝統的なメディアは苦境だが、ネットメディアは強いと思われてきたが、景気変動の影響を受けやすいと言われている。 新興ネットメディアの多くが定期購読ではなくネット広告に依存しているからだ。

広告収入を得るにはページビューの獲得競争になるが、ネット上にあふれる膨大なコンテンツとの競争がある。景気が悪くなると広告の出稿金額が下がり、目立とうと競争するが、広告収入は減り、悪循環になっている。

このほか、ニュースメディアのオリジナルサイトではなく、Google やFacebook、Yahoo!ニュースなどの大手プラットフォーム、大手SNS、大手ポータルサイトでニュースを読む事が増え、大手とそれぞれのメディアが競争しないとならなくなっている。

また、Google やFacebookはメディアの機能だけでなく、広告代理店でもあり、メディアが広告を配信する時、Googleなどに相談して広告を出してもらわないとならない状況だ。そして記事の拡散にはSNSや検索プラットフォームに頼らざるを得ないため、 ネットメディアは不利な状況にある。

その上で、「報道」をどう考えるかの問題がある。私達の「知る権利・知る自由」を支えてくれる、地道な取材や紛争地での取材には費用がかかっているが、私達はそこに直接お金を払わず、広告が払ってくれている。ネット広告が機能しなくなり「知る権利・知る自由」を支えてくれるメディアがなくなるという事が起こっている事実を考えていかないとならないのではないか、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

「アロハ太朗Good Luck!Morning!」はこちら