【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました
6月20日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。
政府が6月11日に示した経済財政政策の基本方針「骨太の方針」の原案に、高速道路のロードプライシング導入が含まれていた。ロードプライシングとは時間帯や区間で料金を変動させるしくみで、航空券やAPAホテルなどで導入されている。
骨太の方針の原案では「高速道路の渋滞緩和や地域活性化等に向け、ETC専用化を踏まえ、2025年度より段階的に混雑に応じた柔軟な料金体系へ転換していく。まずは現在のスキームの下で最大半額となる料金体系の導入に向け、8月を目途に検討を開始する。」と記載され、全国的な導入を目指しているようだ、と状況を説明。
目的は「渋滞緩和」と「地域活性化」。「渋滞緩和」は物流網の維持・効率向上で、CO2排出量も減ればサステナビリティへの貢献も期待される。「地域活性化」は、料金が安いことで普段行かない場所やいつもより遠くへ行く動機となり、観光業の活性化や地域の関係人口が増えることが期待されている。
また、「ETC専用化」は、2025年を目途に都市部の料金所の窓口対応を終了しETC専用化する予定で、人を介さず料金体系をさらにダイナミックに変動させる方式への検討を進めるとのこと。
なお、「ダイナミック」といいながら「現在のスキームの下で最大半額となる料金体系の導入」との事で、現時点では価格を下げるのみのようだ。以前、コカコーラの自販機が深夜値下げをするニュースを扱ったが、値上げ方向の変動がブランドへの「反発」を起こすことを懸念していたようだった。
今回の高速道路は、反発に加え、通行料と税金で工事・維持管理を行っており、国民の利益を考えるとセンシティブに反応するだろうことから、政府も丁寧に進めようとしている気配を感じる。なお、郵便料金の値上げも検討が進んでおり、公共インフラやサービスが変わってきているという事を気を付けて見て頂きたい、とお話ししました。
次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。
「アロハ太朗Good Luck!Morning!」はこちら。