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【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました 

12月28日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

「ステア・バイ・ワイヤ」(SBW)を取り上げ、ステアリング(日本ではハンドルと言っている操舵装置)をワイヤ(電子信号)でやりとりする、乗り物のかじ取りを電気信号で行う技術のことで、トヨタ自動車が「レクサス」の電気自動車で、2024年内に”完全”実用化することを11月に発表した、と説明。

レクサスの試作車のハンドル写真を見ると、飛行機の操縦桿に似た形をしている。現在の車のハンドルはほぼ丸型で、ハンドルから車軸につながる部分に構造物があり、てこの原理でタイヤを回しているが、SBWを使うと車軸につながる構造がなくなり電気の力で動くためハンドルの形はどのような形でも良くなる。

また、機械的な構造を経由しないため、AIにも操作しやすくなる。外から操縦するだけでなく、機械が自分で判断して操縦することも可能だ。完全自動運転の導入にまだ時間がかかるが、車の運転が得意でない方や障害のある方、高齢者で反応が遅くなった方で車がないと生活が困難な方々にはアシストしていくことになるだろう。そのほかハンドルから車軸への機械的な構造物が不要になり、車内の空間が広がり、自動運転になれば対面でゲームをすることも夢ではない。

SBWは以前から航空機で使われてきた。また、2013年に日産が「スカイライン」で導入しているが、物理的な機構をバックアップとして残していた。トヨタが”完全”実用化と言うのは、ステアリングホイールとタイヤを機械的に繋がず、電気信号のみで接続するからだ。

ただし、主電源を喪失した場合の安全性確保のために別系統のバックアップ電源を確保するとのこと。この作り方の基準が各国で異なり調整に時間がかかったために導入に時間がかかっていたようだが、決着がついたという事は、今後多様な会社が導入していくだろう。今後はより効率よくEVを製造できるようになり、乗車体験が変わっていくきっかけになるかもしれない。後から考えると2024年はその始まりの年だったということになるのかもしれない、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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