9月14日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

「OTA（On Line Travel Agency）にご用心」をテーマに、オンラインでホテル予約などができる「booking.com」のサービストラブルを取り上げた。トラブルは予約したホテルに行ったところ、実在していなかったというもので、booking.comに連絡したところ、払い込んだ宿泊費用のみが返還され、それ以外の補償は行われなかったが、旅行者は宿泊費以外にレンタカー代など10万円ほどを支払っていたとの事。

この架空の宿泊施設はその後予約不可になっていたそうで、booking.comはトラブルが起きた後にサイトから削除するなどの取り締まりはするが、事前にホテルを一つ一つ自社で確認するような手続きは踏んでいないようだ。

オンラインサービスは、宅配を頼んだら料理がぐちゃぐちゃだったというような問題も、時折起きている。損害賠償されたとしても、時間や楽しみは取り返せず、消費者側が商品やサービスの品質を見極め、自分で判断することも必要になってきている。実際、架空宿泊施設の説明の日本語が不自然だったほか、電話番号の記載がなかったとの事で、別のサイトや地図サービスなどで確認すれば回避できた可能性がある。

なお、ホテルや旅館側にも問題が起こっている。booking.comは旅行代理店のため、利用者がbooking.comにお金を払い、それをbooking.comが宿泊施設に渡す必要があるが、ホテル側への支払が遅延した。booking.comに資金繰上の問題はなく、決済システムのメンテナンスの長期化が原因だったとの事だが、小さな旅館や民宿などには経営を脅かすものとなった。

OTAは概ね便利だが、予約が入っていない事もあるなど課題がある。お金で清算すると言われても、その瞬間に課題を解決はしてくれないため、できるだけそのような事が起らないようにユーザーも必要な自衛策は考えておくことが必要なのではないか、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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