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【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました 

8月3日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

生成AIと夏休みの宿題をテーマに、小学生のスマホ所有率は令和4年度には64%と、「ネットで調べる」ことは普通になり、コロナで遠隔授業が行われたこともあり、ネットを使う事は良い悪いではなく、使える事は正しく使おうと変化してきている。

生成AIサービスには年齢制限があり、OpenAIのChatGPTは13歳未満は利用不可、18歳未満の場合は保護者同意が必要。MicrosoftのBing Chatは成年であること、未成年は保護者の同意が必要。GoogleのBardは18歳以上であることが条件で、子供だけの利用はあまり適切でないと作り手は考えている。

一方、学習指導要領では学校教育の中で情報活用能力を育成することが重要としており、生成AIについても「排除」ではなく「うまく付き合う」ことを文部科学省は考えているようだ。

7月には、小中高校で生成AIとどう向き合うかが示された「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」が文科省から公表された。学校では生成AIの利用を限定的に始めることが適切で、学校外では情報の真偽を確かめる「ファクトチェック」の習慣付けなどが必要だと言っているが、ファクトチェックは大人でも難しい。

夏休みの宿題に関してもガイドラインは言及し、文章作成に関する宿題について、生成AIを「使ってはならない」という記述はないものの、生成AIを使った文章をそのままコンクールに出したり、生徒自身の筆の力と偽ることがないよう、学習評価に反映する場合には、口頭試問を行って理解を確認するなど、先生の能力が問われている。

検索として生成AIを使用することや、知らなかった、こんな解き方がある、というような発見が出てくることは悪くないかもしれない。また、自分の書いたものを生成AIに読ませ、日本語についての指摘や、こんな言い方もあるというような想像力を補う事は将来的にはあるだろうが、今年の夏休みの段階では、何が安全で適正かは見えていない。

生成AIは今後普及が進んでいくだろうが、スマートフォンの出現に匹敵するくらいの発明になるかもしれない。しかしそうなるのだとすると、世の中に適正に普及してもらうためにも、今年の夏休みは限定的に使用し、来年や再来年には、以前はそんな事を言っていたが今は普通に使える、と言うようになるのかもしれない、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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