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【検討会・協議会等】 「放送業界に係るプラットフォームの在り方に関するタスクフォース(第4回)」に弊社代表クロサカタツヤが構成員として出席しました(2023/7/25)

「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会 放送業界に係るプラットフォームの在り方に関するタスクフォース(第4回)」(7月25日開催)に弊社代表のクロサカが構成員として出席しました。

会合では一般社団法人全日本テレビ番組製作社連盟からのヒアリングや「論点整理」、意見交換が行われ、クロサカからは以下コメントを述べました。

・ 「NHKの衛星放送における外部制作事業者の活⽤と外部制作⽐率について」は、全日本テレビ番組製作社連盟からの要望を理解すると共に、NHKとも協力し二次利用がしやすい著作権の在り方を検討頂けないか。

・ 国際放送の発信に関し、第3回会合において、インターネット配信の強化、広告収入の可能性や番組制作の競争性確保、交付金を含めた財源の透明性について発言した。また、多くの意見が展開されたが、いずれも重要な意見だったと「論点整理」を拝見して感じた。

・ 国際放送の視聴環境の拡大や放送コンテンツの拡充の議論がさらに必要だろう。今回のタスクフォースは課題の特定や解決について一定の筋道や方向性をつけているだろうが、さらに課題があり、より具体化していくべきだと感じるため、引き続き検討をすすめ、具体化していく事が重要ではないか。

・ 中継局は多くの構成員の総意に近いと考える。民放連も議論をやぶさかではないと述べており、様々な検討が既に始まっているだろうが、競争法の観点を配慮しつつ一元化できるような議論の場を早急に設ける必要があるのではないか。

・ コンサルティング的アプローチが必要と言ったが、県単位や県の中のさらに細かい場所で設備が展開され、複雑な個別事情もあるとの事ゆえ、詳細把握をすすめながら対応していくことが重要だ。NHK、民放だけでなく総務省も一体となって検討頂く必要があるだろう。

・ インターネット配信について、急ぎユーザー目線ですすめるという意見があったが、放送と通信をうまくブリッジしていくことを大きな目標に、放送が持つ良さをインターネット配信でも活かしながら活用していく事が必要だろう。

・ 親会でトータルなリーチという議論が広告会社から指摘されたが、インターネット配信を単に拡大するだけでなく、より大きな枠組みを作っていく必要がある。データを明確な規律の下で適正に利用できる事が通信の特性であり、放送の課題に適しているため、これを解いていくことが近々の課題のひとつだろう。

・ 放送由来のコンテンツはコンテンツ制作に費用をかけチェックし信頼できるものであることもふまえ、価値があり信頼できるトラストの観点で、インターネット配信の議論をさらに進めていく必要があるのではないか。

資料はこちらをご覧ください。