【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました
7月13日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。
「デジタルではないカメラ」のデジタル化を取り上げ、かつてはフイルムで写真をとる「銀塩カメラ」が「カメラ」の主流だったが、2000年頃に「デジタルカメラ(デジカメ)」や「写メ」がでてきて、2000年代以降は「銀塩カメラ」は徐々に衰退した。しかし、銀塩カメラは「使い捨てカメラ」として現在も根強く使われている。ユーザは10代、20代で、スマホ禁止の学校生活の中で「レトロでかわいい」し、取り直しの出来ない体験が再評価され、使用されている。
現像はカメラ系家電量販店でし、現像と同時にプリント、「スマホ転送」し、デジタル化された写真をスマホで見る。これがフイルムカメラのデジタル化だ。また、撮影した写真をその場で現像するインスタントカメラでもデジタル改革が進んでいる。1998年に富士フイルムから発売された「チェキ」もデジタル対応を進め、現在では同社の写真フイルム事業の中心だ。
富士フイルムはチェキのデータを取り込み、加工し、友だちに送ったり、SNSに掲載できるようにするアプリの提供を開始したが、スマホからチェキにBluetoothで画像を転送し、チェキをプリンタ代わりに使えるようにもしている。アナログからデジタルとデジタルからアナログのいったりきたりをユーザーの求めに応じてできるようにした。
富士フイルムの現在の主力事業は医療関係で、チェキを含む「コンシューマーイメージングセグメント」事業は全社売上の1割程度だが、売上の大部分をチェキが占め、屋台骨の一つであり、世界中の銀塩フィルムビジネスの主流の一つでもある。
古いテクノロジーを否定するのではなく、新しいテクノロジーと融合させ、守るべき体験価値と新たな体験価値の相乗効果を狙う方法は日本企業が強みを発揮できるところではないか。富士フイルムに限らず、こうした動きに今後も期待したい、とお話ししました。
次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。
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