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【検討会・協議会等】 「消費者保護ルール実施状況のモニタリング定期会合 (第15回)」に弊社代表クロサカタツヤが構成員として出席しました(2023/7/4)

「消費者保護ルール実施状況のモニタリング定期会合(第15回)」(7月4日開催)に弊社代表のクロサカが構成員として出席致しました(註:慶應義塾大学大学院特任准教授として)。

会合では、「苦情相談の傾向分析結果、随時調査結果」や「これまでの指摘事項に係る対応状況(フォローアップ)」、「2022年度の評価・総括(案)」などの報告および意見交換がされ、クロサカからは以下コメントを述べました。

・ 「苦情相談の傾向分析の結果」について、苦情の総件数が減っていることは喜ばしく、業界の総合的な取り組みにより減少が進んでいると考えられ、引き続きお願いしたい。ただし、同時に特定の事業者やサービスに対する苦情が全体に影響を与え、突出する可能性も考えられる。既に実施されていると考えるが、苦情の傾向や全体を見るだけでなく、全体を見ながら特定事象を追いかける事も分析の視点として強めて頂けるとありがたい。

・ 「これまでの指摘事項に係る対応状況(フォローアップ)」に関し、事務局や他の構成員からのご指摘、先の私の発言と共通するが、特定事業者やその事業者が提供する特定サービスに起因する傾向や、それによって全体が影響を受ける事が見えてきているように思う。既に取り組まれていると思うが、 特定事業者だけでなく、その方々のサービスに問題がある事も考えられるため、事案や原因を深掘りし、個別事象をできるだけ特定していくことを引き続きご留意いただくと共に、他の事業者に影響がないように俯瞰しながら取り組みを進めていただきたい。

・ 「2022年度の評価・総括(案) 」に賛成する一方、アウトサイダーについては課題があると感じており、他の構成員の方々と同様の意見だ。アウトサイダー問題は、真面目に取り組みをされている方々が損をするような状況が副次的でありながら大きな問題として顕在化しやすいため、そのような状況にならないような執行や、アウトサイダーに対して目を向けている、警戒しているということが伝わる広報や周知活動。野放しにしているわけではない事を社会に伝えていくようなアウトリーチを検討頂けないかと考えている。

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