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【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました 

【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました 

6月29日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

見たくない事実から目をそむけたくなる人が43%、という研究結果を取り上げ、フェイクニュースやネット上のデマとどう向かい合うかが社会課題になっている中、興味深い研究結果が5月に発表された。

研究内容としては、まず事前調査で「信じている誤情報に対する訂正記事」をクリックするAグループ(57%)と避けるBグループ(43%)に分けた。次に、グループ別に行動を追跡したところ、Aグループは約4割が訂正記事をクリックしたが、Bグループは7%しか訂正記事をクリックしなかった。

つまり、Bグループ(43%)の人は選択的に事実の確認を避け、情報や自分の考えが間違っていることを認めたくないための行動を取ってしまう傾向があるということが分かった、と説明。

ネット上の言論空間では、「ファクトチェック」という事実確認を行う団体や報道機関や個人が、情報を検証したり、その結果を公開したりしているが、「自分が信じたい情報を信じ続けていたい人」が一定の割合で存在していたら、事実を提供するだけでは、間違った情報の拡散は止められないということになる。

SNSでは、サービス事業者がAIで自分とプロフィールや考えが近い人をお勧めしてくれ、これに基づいてフォローしたりグループを決めると、「フィルターバブル」という自分に近い人に囲まれた状態になり、似た言説を多く目にすることで「自分の考えは正しい」と思いこみ、他の考え方や言説に否定的になり、これを「エコーチェンバー」と言う。

エコーチェンバーとフィルターバブルが作用すると、自分が信じている情報以外が間違っている、とか、対立した勢力が政治的な意図をもって働きかけているのではないかというような疑心暗鬼から陰謀論にいきがちで、海外では選挙の結果にも反映されはじめており、社会の根幹にかかわる話になってきている。

研究の考察としても、訂正情報を流すだけでなく、その「伝え方」や仕組みを変えないとこの問題は解決できないのではないかとしており、難しいことだが人間同士の信頼や社会の安定が壊れかねないため、注目していきたい、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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