8月4日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

日本学術会議が軍用にも民生にも利用可能な「デュアルユース」を容認した事を取り上げ、7月26日、小林内閣府特命担当大臣への答申で「科学技術を軍事への潜在的な転用可能性をもって峻別（しゅんべつ）し、扱いを一律に判断することは現実的ではない」と、最初から分けて考える事は無理があった、とする見解を示したと説明。

日本学術会議は1949年の設立以来、一貫して軍事目的のための科学研究は行わないとしてきたが、観測や農業での使用が期待される民生ドローンはウクライナで大量投入され、ワクチンを生物兵器に使う人もいないわけではない。スマホやパソコン、AIも、民間使用を目的に作られたが、高性能ゆえ、軍事で使われており、境目が難しいものを区別しようとする事で研究ができなくなることも出てきていた。

日本学術会議の方針は、大学や研究機関に直接影響を与える為、大本を変えないと、という現場の声が科学者などからもあったことなどからだが、バランスが必要だ。研究者一人ひとりが考える必要があるだけでなく、私達自身も自分の仕事や活動が世界のどのような動きと繋がっているのかを考えながら、使ったり、開発したり、ビジネスをしないとならないのではないかとお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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