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【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました

2月17日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

メタ(旧Facebook)がデジタル通貨ディエム(旧リブラ)の発行を断念した事を取り上げ、2019年6月にリブラが発表された際は注目を集めたが、FRBや各国金融当局が深刻な懸念を表明した事から、リブラをディエムに、運用団体を中立的なディエム協会に変更したが、プロジェクトが進められないことが判明し、米銀行系のシルバーゲートに売却することとなった。

ディエムの技術は、日本では三菱UFJ信託銀行などが開発を進めるステーブルコイン(価格変動が激しく通貨としての使用が難いと言われるビットコインなどに比べ、価格の安定性を実現するように設計された暗号資産)の一つとして、継承されていくのではないかと見られている。

世界には多様な国があり、異なる経済の中でコーラやポテトの価格が異なっているが、世界中に散らばるFacebookユーザーが経済が異なる中で一つの通貨を使い、価値が乱高下すると、社会システム側も、市民側も最終的には受け入れ難く、また使用後に辞めると混乱が起こり、法定通貨にも影響がおよび、時期尚早ではないかというのがFRBなどの考えだと状況を説明。

インターネットでグローバルに繋がる事は楽しいが、これまでの国家よりはるかに大きい世界政府を受け入れ、各国の経済や産業が不安定な状態になるかもしれない事を冷静に考えると、SuicaやPASMOで良いと考えるのではないかと推測。

また、金融的に重要な事としてアンチマネーロンダリングがある。日本の金融システムは堅固なものに見えても国際組織から対応が不十分だと指摘を受けており、ディエムがマネーロンダリングに使われるのではないかという懸念は大きい。

ただし、世界中の中央銀行は、ステーブルコインのように安定的に使えるような、中央銀行が発行するデジタル通貨(CBDC:Central Bank Digital Currency)の検討を始めており、ディエムが貨幣もDXをしなくては、と考えるきっかけになり、世の中を一歩動かしたのではないだろうか。

今後もこのようなものが出てきては消え、また先に進む、というような事が続いていくのではないかとお話しました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。
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