2月3日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

Yahoo! JAPANが欧州経済領域（EEA）およびイギリスで、コミュニケーションサービスを除くサービスを止めると発表した事を取り上げ、4月6日以降、検索、Yahooニュースなどが欧州で使用できなくなるが、報道ではコストの観点で欧州の法令順守ができなくなったと報じ、公式にはサービス利用できる環境を継続的に提供することが困難になったためと発表している。

プライバシーをしっかり守ろうと標榜するGDPR（General Data Protection Regulation)という2018年に施行された法律が世界を席巻しており、ユーザーや個人にはありがたいが、企業にとっては違反を犯した場合の制裁金が大きいなど、厳しい状況となっていると説明。

欧州でビジネスするのであれば欧州市民の為に規制を守るよう、厳しく法律が定められており、プラットフォーム企業などの米国企業は体力があるため耐えているが、Yahoo! Japanは耐えるのがつらいのではないかと推測。

GDPR対応は日本の個人情報保護法制自体にも求められており、日本政府や個人情報保護委員会は4年に1回、GDPRの考え方と一致しているかの十分性認定を受けており、これを受けないと日本企業が欧州でビジネスすることが厳しくなるため、日本のみならず世界中でGDPR対応に取り組んでいる。

インターネットはグローバルでどこでも繋がることが便利だが、欧州の法律をなぜ日本で守らなくてはならないのかというような事例が諸所に出てきたため、今回の件をきっかけにインターネットの姿、サービスの姿が変わっていくのではないかととお話しました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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