一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)の『JPNIC第73回総会および講演会』（6月12日開催）に弊社代表のクロサカタツヤが登壇しました。

「インターネットとトラスト ～AI時代に必要なインフラの再考～」と題したテーマで講演をしたクロサカからは、以下をお話ししました。

インターネットの仕様規模が増大する中、ネット広告やメディアの課題からトラストが欠如し、信頼性のある自由なデータ流通の具体化に向けたトラストの確保の取組みが始まっている。

インターネットの深いレイヤーまで手を入れてトラストを確保する「Trusted Web」や、コンテンツ流通のしくみを使い電子署名技術を付与する「Originator Profile」の実現に取り組んでいるが、様々な場所、アプローチ、レイヤーからトラストを考え、作っていかなくてはならない状況だ。

トラストの実現のためにはインターナショナルなアプローチが必要で、法律や社会制度に手をいれ、国をまたいだ相互運用を考える必要があるほか、インターネット上で実装されるテクノロジーのためにグローバルでないとならず、世界の全ての人々にとって良いものであるようにしていかないとならない。
　
コードも書き、法律も変え、企業も人も動かし、総出で取り組まないとならないところに来ているが、今一度インターネットをどう繋げていけば良いのか？と考えて頂きたいとお話ししました。

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