お知らせ

【検討会・協議会等】「放送・配信コンテンツ産業戦略検討チーム(第6回)」に弊社代表クロサカタツヤが構成員として出席しました(2025/6/19)

「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会 放送・配信コンテンツ産業戦略検討チーム(第6回)」(6月19日開催)に弊社代表のクロサカが構成員として出席しました。

会合では 「とりまとめ(案)」発表と意見交換が行われ、クロサカは「とりまとめ(案)」に異存はないとした上で、具体的に実装されていくための検討要望として以下を述べました。

・今回、網羅的に様々な課題を整理し対処案を示したと考えているが、網羅性がある故にこれで十分だと思ってはならないだろう。「とりまとめ(案)」に書かれていない課題や取りこぼし、今後取り組んだ上で見えてくる課題もあると考える。よって、検討を閉じることなく、今後も必要な検討や問題の洗い出しを続けていただければありがたい。

・推進する体制やステークホルダーを特定し、積極的に協力をいただくため、ステークホルダーマッピングなども活用し、状況や関係を理解しながら具体的な協力要請を行ったり、法制度も含めた制約があるステークホルダーもいるだろうことも含め、現実的な取り組みの推進を期待する。

・新たなステークホルダーの追加ができるような検討の枠組みも一考いただきたい。今回の検討で芸能プロダクションの方々も視野に含まれていたほか、俳優やミュージシャンの方々と共に海外進出課題などを解決する必要も出てくるだろう。必要に応じた柔軟な取り組みをして頂けるとありがたい。

・視聴データをはじめとし、データの活用は重要だ。AIを活用した作品なども含め良質なデータを生み出し、そのサイクルを構築することが価値となる。一方、生成AIの功罪とも言える質の悪いデータも生み出されているため、プロによる制作や戦略的な届け方、海外進出の重要度が増す中でのデータ活用の取り組みを業界全体のコンセンサスとして意識し、本検討に限らず様々な機会に発信していただけるとありがたい。

資料はこちらです。