お知らせ
【検討会・協議会等】「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会(第2回)」に弊社代表クロサカが構成員として出席しました。 (2023/11/21)
「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会(第2回)」(11月21日開催)に弊社代表のクロサカタツヤが構成員として出席しました。(註:慶應義塾大学大学院特任准教授として)
会合では、構成員からの発表と意見交換が行われ、クロサカからは以下を述べました。
・認知バイアスをはじめとした様々なことがすでに現象として顕在化し、社会課題になっていると考えている。
・例としてウェブサイトではSSL/TLSが使われているが、フィッシングサイトの多くがTLS対応し、あまり意味のない状態になってきている。むしろURLの中身や、鍵の有無も気にせず、引っかかるときは引っかかってしまう。つまり構造上の問題とその認知バイアスの問題が絡み合い、いたちごっこ化しているようだ。
・このような時、どの企業を信用するかは結局ブランドでしかないという実証研究の結果も出ているが、こういった社会的ステータスや評価を使わざるを得ないとしたら、認知バイアスに引っかかったとしても最悪の状態にならないための手立てにどのようなものがあるかを問い、考えていきたい。
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