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【検討会・協議会等】「5Gビジネスデザインワーキンググループ(第4回)」に弊社代表クロサカタツヤが出席しました(2023/2/21)

「5Gビジネスデザインワーキンググループ(第4回)」(2月21日開催)に弊社代表のクロサカが出席しました。

会合では構成員からのプレゼンや事業者からのヒアリングが行われ、クロサカからは以下コメントを述べました。

・ 東日本電信電話株式会社の資料の「ローカル5Gミリ波活用に関する課題と解決策(案)」に、「課題4 ラインナップが少ない」と「課題7 費用の高止まり」があったが、値段が高止まりしているということは普及が始まっておらず、それ以外の点も含め、ミリ波のマーケット市場はまだ成熟しておらず、PoCの段階で、ニワトリと卵から抜け出していないと考えられる。

・ ユーザーが使いたくなる環境整備である端末の整備は重要だ。しかし、ミリ波を使うと良い事が起こる、というようなペインポイントとそのソリューションとの関係には至っておらず、ユーザーイノベーションは起こっていない。そのため、コネクティビティが非常に良くなるなど、ユーザーが知るエクスペリエンスの延長から始め、それに合う場所を特定し、そこをサポートしていく、サービスイノベーションの実現が重要ではないだろうか。

・ 今回、条件付きオークションが想定されているが、1回のオークションで全てが決まり、その周波数を使い続けていくと、その価値は極めて高くなり、既得権となるだろう。それを既得権としないよう、場所(周波数帯)と時間(ライフサイクルを考えた期限)を考え、期限の設定や条件の達成によるリセットなど、より価値の高い人に使ってもらうように条件付きオプションやその他の方法をサービスイノベーションの観点から割り当て方法の議論の1つとして一考していくべきではないか。

資料はこちらをご覧ください。