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【検討会・協議会等】「消費者保護ルールの在り方に関する検討会(第41回)に弊社代表クロサカタツヤが構成員として出席しました(2022/7/12)

7月12日に開催された「消費者保護ルールの在り方に関する検討会(第41回)」に弊社代表クロサカが出席致しました。(註:慶應義塾大学大学院特任准教授として)

会合では、『消費者保護ルールの在り方に関する検討会 苦情相談処理体制の在り方に関するタスクフォース報告書について』や『「消費者保護ルールの在り方に関する検討会報告書2021」を踏まえた取組に関する提言について』の説明があり、クロサカからは以下考えを示しました。

資料1のタスクフォース報告書の「新たな苦情相談処理体制についての考え方」の「その他の留意事項」について、「申立件数が過剰になることを防ぐ観点から、消費者の直接申立ではなく、例えば、苦情相談の受付者により対象となり得るか判断すること」は適正だと考えるが、消費者が相談しやすいように「消費者の申立手数料は基本的に無料が望ましい。」ともあり、このトレードオフを解消する為にも、ある程度の判断基準をもって対応頂く事が必要ではないか。

一方、「予め明確化した事案類型に該当する場合に紹介するなど、申立件数のコントロールも一案」については、さらに検討する中で吟味して頂きたく、新しい課題や新しい視点を積極的に拾うほか、機械的に処理するだけではない救済アプローチなども一考頂きたい。

資料2の提⾔(案)の内容については全面的に賛成するが、一点、「3. 改正電気通信事業法施⾏規則の適切な運⽤」の「(2)更なる取組を進めるべき事項 」に、「本件についても適⽤除外規定の廃⽌の時期について検討を⾏うべきである。」とあり、これも論旨として同意する一方、どのように適用をすすめるかや廃止の時期については今後の検討になろうが、その基準を示し、事業者と合意形成を図る際にあまり期間を延ばすものではないと考えており、検討頂きたい。

資料等はこちらをご覧ください。