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【検討会・協議会等】「消費者保護ルールの在り方に関する検討会(第30回)」に弊社代表クロサカタツヤが構成員として出席しました(2021/5/28)

5月28日に開催された「消費者保護ルールの在り方に関する検討会(第30回)」に弊社代表クロサカが出席致しました。(註:慶應義塾大学大学院特任准教授として)

会合では、通信事業者から携帯電話ショップでの応対時間短縮の取組みについての発表が行われたほか、事務局から、IoTサービスの進展と消費者保護に関する諸外国の調査結果や、新たな消費者トラブル・社会的課題等への対応策としての論点整理が説明されました。

クロサカからは以下の意見を発表しました。

・ 事業者の応対時間短縮の取組み:競争と協調を考慮しつつ、グループ内や事業者の垣根を越えて取り組みを共有する事の検討
・ 5G固有の特性や課題:個別対応のみならず、今後起りえる技術的変化なども含めウェブサイト等で説明や対応を公開し、向かい合う取り組みの要望
・ Webでの契約解約:積極的に消費者を優先しつつ進めながら、何が起こるかを事業者が検証し、対応していく事の重要性
・ ベストエフォート型の固定通信サービスの初期契約解除の起算点:状況把握を進めつつ前向きに取り組む事の必要性
・ 初期契約解除期間の8日間設定:一般の法律やクーリングオフ期間の勘案による8日間設定の賛同
・ 期間拘束契約の拘束期間:条件や消費者の不利益となる部分も含めた説明を提供する事の必要性
・ 違約金:消費者が有利になる事を考慮しつつ、その考え方、ロジックを示し、合意形成するプロセスを明示
・ 苦情処理機関ADRの設置:誰がする(人)、誰が支える(資金)だけでなく、中立性のある運営などの課題を洗い出し、検討、設計していくことの重要性

資料等は「消費者保護ルールの在り方に関する検討会」の「第30回(令和3年5月28日)」をご覧ください。