アルゴリズム/AIと競争政策について検討する、公正取引委員会「デジタル市場における競争政策に関する研究会」に、弊社代表クロサカが第7回発表者として参加し、それを収録した同研究会の報告書「アルゴリズム/AIと競争政策」が3月31日に開示されました。

アルゴリズムやAIは、デジタル化で生まれるイノベーションのプロセスの鍵となる技術であり、AIビジネスの国内市場規模も拡大する中、デジタル市場における競争政策の推進のため、アルゴリズム/AIがもたらす事業活動や競争環境の変容の理解が重要となっています。

このような中、我が国で初めて、アルゴリズム/AIと競争政策を巡る課題・論点について横断的な検討が 「デジタル市場における競争政策に関する研究会」で行われ、公正取引委員会がアルゴリズム/AIがもたらす競争環境の変化を理解し、アルゴリズム/AI関連の競争上のリスクに適切に対処できるようにすることを目的に報告書「アルゴリズム/AIと競争政策」が取り纏められました。

クロサカは、2月8日に開催された第7回研究会において、『技術階層の観点に基づくAIの競争環境の小考察』と題した発表を行い、AI技術階層の各階層の競争状況を分析し、アルゴリズム/AIと競争政策の課題の掘り下げや報告書の取り纏めに貢献しました。

「アルゴリズム/AIと競争政策」報告書はこちらをご覧ください。
クロサカが2月8日に発表した『技術階層の観点に基づくAIの競争環境の小考察』資料はこちらをご覧ください。
「デジタル市場における競争政策に関する研究会」の2月8日の議事要旨は「令和3年2月8日」欄をご覧ください。