インフォメーション

お知らせ

弊社代表のクロサカタツヤが「データ市場に係る競争政策に関する検討会」の委員に就任しました(2020/11/13)

弊社代表のクロサカが公正取引委員会 競争政策研究センターに設置された「データ市場に係る競争政策に関する検討会」の委員に就任しました。

近年、データが「21世紀の石油」などと呼ばれ、デジタル時代における競争力の源泉であるとの認識が広がりつつある中、オンライン・プラットフォーム型の事業者が検索やSNSなどのサービスを提供する「サイバー空間」から、サイバー空間で解析したデータを活用して、フィジカル(現実)空間のビジネスの高度化を図る「サイバーとフィジカルの融合」を競う場に移行するとの見方がされています。

世界においては、欧州委員会がデータの重要性に着目した新たな戦略を公表したり、日本政府においても、2020年10月に、21世紀のデジタル国家にふさわしいデータ活用基盤の構築に向けたデータ戦略を策定するための検討に着手しています。

上記のような状況において、競争政策の観点からデータを活用した事業における競争をより活発にするための方策について検討を進めていくことは、デジタル時代における日本経済の発展を目指す上で大きな意義を有するものと考えられ、データ市場に関し、日本の実情等を踏まえた上で、競争政策上の諸論点や課題について研究を行うことを目的として「データ市場に係る競争政策に関する検討会 」が設置されました。

クロサカは、OECD WPGDP(経済協力開発機構 デジタル経済データガバナンス・プライバシー作業部会)日本政府代表団員、また、内閣官房デジタル市場競争本部設置された「Trusted Web推進協議会」の委員及び技術的な検討を行う「タスクフォース」の座長としての経験をふまえ、委員として働く所存です。

公正取引委員会 競争政策研究センターから発表されたプレスリリース『「データ市場に係る競争政策に関する検討会」の開催について』はこちら