5月23日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

都内の医師など63の個人と団体が4月18日、Googleマップの不当な口コミによって利益を侵害されたと米Googleに裁判を起こしたことを取り上げ、原告団は悪意あるクチコミで営業が妨害され損害が出ていると訴えるとともに、削除の基準の明確化を求めている。賠償額は140万円程で、問題提起と基準の明確化、判例に比重があると考えられる、と説明。

原告代表の開業医は、クチコミに「門前払いされた」「検査できない」などと書き込まれ、最低評価をつけられた。投稿日時等から推測すると、専門外の症状だったため別の医療機関を紹介し、不必要な検査を求められて断った患者である可能性が高いという。

Googleに問い合わせたところ、医師が投稿者と話し合うか、裁判所から削除を命じてもらうしかないと、メールで返答があったとのこと。一方、Googleは「24時間体制で不正なレビューを削除している」と自社サイトに記載しているものの、その基準を示さず、実際に削除が十分でないのが現状だ。

読み手はレビューから医療機関の雰囲気や特徴が推測でき、あったほうがよいと感じる事も少なくないだろうが、批判的なレビューが全て削除されるのは健全ではない。一方、提供されるのは「医療」で、医師やスタッフがあえて厳しい対応をすることもある。

わかっていたことではあるが、間に立って裁いてくれる人が対応しないと難しい事もある。また、医師も患者もこのようなことでレビューが読めなくなるのは困るだろう。このような裁判は今後も起こると思われ、いろいろな分野で注意して見ていく必要があるだろう、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

「アロハ太朗Good Luck!Morning!」はこちら。