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【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました

11月30日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

「ChatGPT」を運営するOpenAIのサム・アルトマンCEOの解任と復帰を取り上げ、まずは事実関係を説明。

11/17(金)11/17(金)CEOアルトマン氏が理事会決議による自身の解任を知らされる。
11/19(日)OpenAIに出資するMicrosoftのナデラCEOがアルトマン氏の雇用を発表。
11/20(月)OpenAIの9割超えの従業員が、アルトマン氏の復帰と理事の退陣を求めると共に、受け入れられない場合は退社すると署名した文書を提出。
11/21(火)アルトマン氏のCEO復帰が決定。

実はOpenAI(OpenAI Inc.)の企業体制は複雑で、2015年に人類に利益をもたらすAGI(汎用AI)の開発を目的に非営利組織として設立されたが、開発のための資金調達のために子会社として持株会社を作り、さらにその子会社として営利企業のOpenAI global, LLCを設立した。Microsoftは孫会社にあたるOpenAI global, LLCに、持株会社と並んで出資をしている。

非営利組織のOpenAI Inc.の役員は、世界を代表する若手AI研究者で、ChatGPTの事業を推進するOpenAI global, LLCの動きに肯定的ではなかったようだ。一方、アルトマン氏はOpenAI Inc.の創業役員だが、有名な投資会社の社長も経験した人物で、今回のクーデターを起こした理事達とは立場や考え方が異なり、ビジネス思考をもっている。

amazonやGoogleなども生成AIへの参入を表明、競争が激化している中、アルトマン氏は先行者利益を逃すと挽回が難しいとの考えで、競争の最前線にいる従業員も同様だろうが、OpenAI Inc.にいる人は技術的なことを求めているのだろう。

会社としてまだ未熟なのだろうが、一方でAIは全世界から期待と不安を持って注目されており、このような人達に人類の命運を託して良いのか?ここからは、安定志向や社会の中での調和が重要ではないだろうかと思う人もいるだろう。

そのことは彼らもわかっているようで、新たな役員はネットサービス大手の役員経験者や元財務長官などで、課題があったことを認識し、社会との調和を目指しているだろう。ただし、そうなるとOpenAIの勢いがどうなるのだろうか?とも考えられる、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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