11月16日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

フリマアプリを運営するメルカリが、2024年1月からスポットワーク事業「mercari Hallo（メルカリ　ハロ）」を開始することを発表したことを取り上げ、スポットワーク事業とは、単発/短時間の雇用を実現する求人プラットフォームで、短時間の仕事のマッチングをする。

募集条件は18歳以上でメルカリで本人確認済みであること。働き手は、働いた後に雇用主から信用チェックがされるが、メルカリや日常の買い物の決済に使っていくこともできそうだ。求人企業はマッチングの際に賃金と交通費の30%を手数料として支払う。手数料を高く感じるかもしれないが、AppleやAndroidがアプリマーケットで取る手数料や、派遣会社が人材派遣で取る手数料と比較すると極端に高い設定ではなく、大口の求人に対してはディスカウントをすることも想定しているかもしれない。

既に求人は開始されているが、給与を「メルペイ」で受け取れることを目指しているとの事。厚生労働省による「給与デジタル払い」制度が導入されようとしており、取扱事業者の審査が完了すると給与を「メルペイ」で支払えるようになる。

電子マネーを使うことが増える中、それをお給料でもらえると手間がかからず、電子マネー経済の中で生活が完結しありがたい人もいるだろう。また、メルペイに着目すると、PayPayに差をつけられている中で、メルペイを強化したいのかもしれない。

メルカリは従来より、競合と異なる視点で強化参入しようというところがあり、コンビニや物流事業者を巻き込んだ「メルカリ便」や、「匿名配送」のインフラを作ってきた事業者だ。先行する企業とは違う面白いことをやってくるのではないかと、どんなサービスが出てくるのかが楽しみだ、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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