【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました
6月15日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。
国産スマホの活路はどこへをテーマに、5月18日のエコノモーニングで京セラの一般消費者向けスマホ事業の終了に触れ、残る主要な国産メーカーは ソニー、シャープ、旧富士通系のFCNTの3社と伝えたが、FCNTが5月30日に民事再生法適用の申請を行い、倒産した。 幸い事業を継承したい候補があり、債務整理の後、端末の製造販売に取り組む見込みというリリースが出ている。
国産スマホの製造の維持がいかに難しいかを感じさせるニュースだが、市場が厳しいのは日本だけではなく、世界でも出荷台数が落ち込む見込みだ。 異なる会社の集計のため参考として欲しいが、ピークとみられる2016年の出荷台数が14億7千万台、2019年に14億台を割り、昨年2022年は約12億台、今年の出荷予想は11億9千万台の見込み、と状況を説明。
低迷の要因は世界中で進む物価高、買い換え期間の長期化、普及に伴う新規購入需要の減少などで、昨年からの今年の落ち込みは大きくはないが、販売減少に伴う在庫のだぶつきや値引き競争など、生産者にとって厳しい状況となっている。また、周辺の部品や半導体メーカーの業績にも影響し、メモリ企業で赤字に転落した会社もある。
2007年のiPhone発売から16年が経過したが、ライフサイクルは凡そ決まっていて、発売から10年頃がピークで、その後落ち込んでいく事は体感的にも理論的にもあっている感じだ。ではポストスマホは何かというと、VRゴーグルや、 タブレット端末、ウォッチ型端末などがあるが、スマホほどの爆発的な普及は今のところなく、一部の企業はEVへ向かおうとしているが、まだこれからだ。
ただし、スマホがなくなるわけではない。盛り上がらないけれど、責任は重くなり、次の手が見えない中で、各社は厳しさが増す中、我々ユーザーは今後、選択肢が沢山は得られなくなるのかもしれないという状況が予感させられる、とお話ししました。
次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。
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