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【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました 

5月18日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

「国産スマホの活路はどこに?」をテーマに、京セラが5月15日に個人向けスマートフォン事業の終了を、デザイン家電のバルミューダは5月12日に事業終了を発表した。バルミューダのスマホは京セラが製造していたため撤退を余儀なくされたセットの話だ。

京セラは1989年から携帯電話を発売してきた歴史ある携帯メーカーで、最近では「かんたんスマホ」や、頑丈な「G’zOne」、「TORQUE(トルク)」シリーズなどを発売していたほか、海外でも一定のニーズや人気があった、と状況を説明。

しかし、日本メーカーが独自のスマホを作り、利益を確保することが難しくなっている。3G時代は各国独自の仕様に合わせた端末のニーズがあったが、4G、5Gでは技術仕様や周波数の共通化が世界ですすみ、市場が世界に広がり、そこでシェアが取れるかどうかに変わってきた。

また、スマホの買い替えサイクルが長くなっている。ガラケー時代は2年縛りや電池問題などで買替えサイクルが2年から2年半だったが、電池のもちが良くなり、性能も変わらなくなり、3年半から4年程使うようになったきたことから買換え需要が小さくなっている。

そして単に売れなくなるだけでなく、端末が話題にならなくなり、買換え時も同じOSや簡単な乗換えを望むようになっている。スマホの機種よりアプリが気になるなど、市場環境が変わってきている。

さらに、コロナによる半導体不足の影響がある。世界市場がターゲットのメーカーは出荷量が多く、部品の仕入れ値が安く利益が上がるだけでなく、ひっ迫時も供給を受けやすいが、シェアが小さい日本メーカーは半導体が手に入らず、苦しい戦いを強いられている。

しかしここからどうするかは国全体で考えないとならない。スマホは我々にとってなくてはならない存在で、競争力の衰退、経済の話だけでなく、安全保障の問題に関わってくる。世界で戦えるアプリも日本から出ておらず、ハードもソフトも全て外国頼みになっており、これで良いのか、と考えていかないとはならないのではないか、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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