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【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました 

11月24日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

2022年のテクノロジーの振り返りとして、AIによる画像生成を取り上げ、英Stability AI社の「Stable Diffusion」や、アメリカのMidjourney社の「Midjourney」、米OpenAI社の「DALL·E 2」 が提供する、人間が普段使っている「自然言語」でこういう絵を描いて欲しいと伝えると、それらしい絵を描いてくれる技術が、今年の新しい技術だと説明。

「自然言語」を機械が理解する事ができるようになり、こんな絵やイメージではないかとAIが自分で判断できるようになったが、AIがゼロから絵を描くのではなく、大量のデータを持ち、この文章の意味はこういうイメージのはずなので、こんな画像を組合せれば見たい絵に近づけられる、というようになった事が今年の進化だ。

お絵描技術は以前からあり、「ディープフェイク」により、オバマ元大統領の動画を使い、全く言っていない事を言ったようにした動画があったが、「ディープフェイク」は「敵対的生成ネットワーク」技術を使い、使いこなせる人が限られていたが、今年出てきたAIは「拡散モデル」で、人間が普段使う言葉を理解し、誰でも使える点が画期的だ。

ただし、面白い一方で落とし穴もある。AIが描いた絵の正しさや面白さの評価は人間に依存している。例えば正しい鰻の寝床を知らない人は多い。面白さを優先してAIに描かせ続けると、本物を知らないため多分そんな感じの絵が世の中に氾濫し、100年後の子供は、実際とは異なる鰻の寝床の絵を描くようになるかもしれない。

今後は技術だけではなく、人間がその技術とどう立ち向かっていくのかを考えなくてはならなくなってきたのだろう、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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