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【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました 

10月27日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

続く値上げをテーマに、日本社会は過去10~20年程度値上げせずに来たが、9月に発表されたのiPhone 14 Pro Maxは289300円。ビール各社は6~10%、清涼飲料水も20~30円の値上げをし、11月以降も市販用冷凍食品などが10~20%値上がりするほか、ユニバーサルスタジオジャパンの年間パスが9千円程度値上げして5万円程になるなど、値上げが続いていると説明。

値上げの理由は産業分野で細かくは異なるが、共通している事は原料や物流コスト、燃料費の高騰、為替変動、世界的な情勢不安で、物を作ったり売ったりするコストが上がった事が販売価格に転嫁されている。

つらいのは変化が激しすぎることで、サプライチェーンの不調により起こっていると言われている。コロナ禍により、世界的に物を作ったり運搬することが急速に停止、再開されたが、急加速すると物が足りない瞬間がおき、急ブレーキがかかるとなかなか動かせなくなる。大きな波が終息するには数年かかる事が予想され、値上げが続く事をある程度織り込んでおかないとならないだろう。

一方、値段が上がるだけでなく、最低金額の全国平均が961円と過去最高になった。物価だけでなく、賃金も上がる事は経済が成長している事にはなるほか、日本は雇用力があるのに稼ぐ力が低い産業があり、コロナでひずみが来ていたため、経済成長で少しずつギャップが改善されていく事は悪い事ではない。

ただし、賃金があがり、値上げして売り上げが上がるだけでは成長にはつながらない。物の値段があがり、単純にそれを転嫁しただけでは利益に変化はなく、会社や産業の構造を変え、新しい事を試すなどができず、結果的に価格上昇だけとなる。しかも、一斉に価格が上がるわけではないため、目の前に安いものがあればそれが買われ、競争力が下がる問題が出てくる。

また、重要なチャレンジとして、単に値上げするだけでなく、この機会にビジネスやサービス、物作りの変革に挑まなければ本当の成長には繋がらない。これができるきっかけとして、値上げがあるのであれば、今はつらくとも、後に振り返った時に、苦労してでも頑張った事で今の成長や安定があると言える将来につなげられるかもしれず、大きな分かれ道だ。

消費者としては新たなチャレンジや新しいものを作ろうとしている会社、自分にとって良い事をしてくれる会社の製品を買うなどして応援すると良いのではないか、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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