10月25日に開催された「非常時における事業者間ローミング等に関する検討会（第3回）」に弊社代表のクロサカが出席しました。

会合では、事業者間ローミングの方式等に関する追加質問の回答のほか、事業者間ローミング実施時の緊急通報や、事業者間ローミング以外の非常時の通信手段、事業者間ローミングの導入に向けた検討事項について説明があったほか、意見交換が行われました。

クロサカからは、KDDIの事故時にいたずら電話などの迷惑行為が増えるなどの変化があったかの確認をしたほか、警察庁から、自然災害や事業者の事故の如何に問わず、使えない時が非常時であると指摘があった事は、できるだけ迅速にローミング対応する事が求められているのではないかと考えを示しました。

また、「事業者間ローミングの導入に向けた 検討事項について」の「発動要件と運用ルールの在り方」「事業者間の公平性の確保」をとりあげ、公平性を数値化して整理することは難しいだけでなく、事業者間の公平性も重要な上に、ユーザーの公平性として、契約してるネットワークが使えないユーザーが、他のネットワークに移ってきた場合、通信を控えるような要請をするかなど、論点が多岐に渡る事が予想される。

議論はできる限り尽くす必要はあるが、一方であらゆる事を検討せずには先に進めないとすると、立ちいかなくなる事が懸念がされるため、定性的な整理をし、実現するという方向感を持ちつつ、事務局を中心に検討を進めていくのは如何かと意見しました。

資料等はこちらをご覧ください。