5月19日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

上海市の宗明副市長が「6月1日から6月中下旬の間に正常な生産と生活を全面的に回復する」と5月16日に表明した事を取り上げ、1日あたりの新規感染者数が4月中旬の2.7万人から5月15日には千人を下回り、新型コロナの押さえ込みに一定の目途が付いた事で、行動制限などを段階的に緩和していく事が発表された。

ロックダウンによる市民生活の混乱だけでなく、生産経済への影響も大きく、上海市の自動車販売台数は0台になり、生産も販売も完全に止まったようだが、営業中止中も点検やガードマンが必要なため給料を払っているそうで、利幅が薄いビジネスをしている人には厳しいものだろう。また、日本も対岸の火事ではなく、自動車メーカーは部品調達難により日本の製造ラインの停止を発表し、物流が壊れている。

このような中、上海のロックダウン解除に期待があがり株価が急騰、中国株市場が久しぶりに活況となっているが、 制限緩和をしても再度制限が実施されるかもしれず、コロナをコントロールできるかわからないだけでなく、「6月1日から中下旬の間で」と発表されただけで本当に解除されるかも不明。

ただし、株やビジネスをする方々は、一度発表した事はメンツもあり取り下げないのではないか、上海のロックダウン解除だけでなく、ゼロコロナ政策を転換しウィズコロナに移る事を示唆しているのではないかと深読み、期待もしていると状況を説明。

日本は中国経済とリンクしているところが多く影響も大きく、生活者も家電製品や食料品などに影響がでる為、生活者目線でも今後この問題がどうなっていくのかを、生活防衛する材料として見て欲しい、とお話しました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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