4月7日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

4月1日に改正「個人保護法」が施行された事をとりあげ、サービスのプライバシーポリシーなどの変更通知が3月中頃から届いているかもしれないが、それが法改正の影響で、2020年と2021年に改正された個人情報保護法が一定の周知期間を経て施行された。

主な改正は以下の通り。

2020年の改正では、１）個人情報の不適正な利用を禁止し、２）「個人関連情報」を導入したほか、３）「仮名加工情報」が創設された。
１）「不適正利用禁止」は、違法行為を営む第三者への個人情報の提供の規制を明確化した。
２）「個人関連情報」は、ユーザーにクッキー使用の同意を取るだけではなく、データを管理する。
３）「仮名加工情報」は、データを多数所有する大会社などでは社内利用でも情報漏洩しないように加工する必要があったが、社内で厳しく管理する事で情報の加工を緩めても良いと、義務を緩和。

2021年の改正では、個人には直接的な影響は大きくないが、法の一元化がなされた。
１）個人情報保護法の他に、行政機関個人情報保護法、独立行政法人等個人情報保護法があったが、三法を一元化した。
２）約1700の自治体が個別に個人情報保護条例を作っていたが、個人情報保護法と一致していなかった為、一元化した。

このような法改正で、サービス提供事業者などにはシステム改修やビジネスモデルの変更などの大きな影響があったため、周知や準備の期間を設けられての施行となった。

それゆえ、規約を変えたという告知メールが届いているだろうが、今後も改修が進んでいくと思われ、同様の連絡が届くのではないかと説明。

現在はプライバシーやデータ保護が緩む方向にはないが、我々は自分が所有する情報を管理する責任があるため、今どんな権利を持っているのか、何が守られ、守られていないのかなどに気を配る事が必要だろうとお話しました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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