12月23日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

坂本龍一氏が「Merry Christmas Mr. Lawrence」の音源メロディーを分割、NFT化し、一音ずつ発売したことを取り上げ、NFT（Non-Fungible Token（非代替性トークン））とは、置き換える事が不可能な証拠、という意味で、デジタル技術で作られたアートなどをネット空間で流通させる際に、その制作者や所有者を特定するための、代替不可能な証拠を証明する、ブロックチェーン技術を応用した技術。

なぜそのような技術が必要かと言うと、デジタルは基本的にコピーを前提とした技術だからで、例えばファイルを添付したメールを5人に送付すると、一つのファイルを送ったにも関わらず、5人にファイルが届いており、コピーされている事になるが、コピー自体は悪い事ではなく、インターネットの特徴となっている。

一方、アートは唯一無二である事に価値があり、製作者独自の作品であることを証明しないとならないが、デジタル空間でこれを実現する事は難しいと言われてきた。

このような中、デジタルだが唯一無二であることを証明する技術がNFTという事で、代替ができない証拠により、特定の誰かの作品である事を証明することにより、著作権管理や売買ができるのではないかと期待されている。

坂本氏は以前より新しい技術を追いかけチャレンジされてきたため、今回も実験的なものではないかと考えられるが、買われた方がどう使い、楽しむのか興味深いとお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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