ZOZOタウン創業者の前澤氏が12月8日、宇宙旅行に飛び立った事を取り上げ、気軽に行けるわけではないが、一般人でも宇宙に行けるよになった背景には、宇宙ロケットビジネスの急拡大があり、イーロン・マスク氏のスペースXやリチャード・ブランソン氏のヴァージン・オービットなど、様々なベンチャー起業家が取り組みを進めている。

その中で注目を集めているのが低軌道衛星で、従来の人工衛星の多くは高度3万6千キロを超えるところを飛んでいるが、千キロ程度の高度に何千もの人工衛星を打ち上げ、インターネットに使おうというものだが、ブロードバンドは陸から離れた海上や山間地などでは使えないため、それをカバーできるのではないかと考えられている。

ただし周波数が高いため、雨が降ると使いにくいというような課題もあり、実験のために人工衛星を打ち上げているが、競争が始まるといよいよ産業として盛り上がるほか、米の調査会社などは2040年までに1兆ドル以上のビジネスになり、うち半分程度はインターネットサービスになるのではないかと予測している。

この勢いに乗り、前澤氏は宇宙に行かれたのではないかと考えられるが、無事に帰還される事を祈りつつ、背景には成長産業がある事も感じて頂きたいとお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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