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【検討会・協議会等】「放送・配信コンテンツ産業戦略検討チーム(第4回)」に弊社代表クロサカタツヤが構成員として出席しました(2025/4/21)

「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会 放送・配信コンテンツ産業戦略検討チーム(第4回)」(4月21日開催)に弊社代表のクロサカが構成員として出席しました。

会合では 事業者や構成員などからの発表と意見交換が行われ、クロサカは、「韓国コンテンツ産業の成長戦略 ー官民連携の視点から探る」の「市場分析」や、「NHKにおける取り組みについて」の「体系的な人材育成」の詳細について質問したほか、以下を述べました。

・NHKが「メディア産業全体に貢献する取り組みに100億円の原資を確保」する事はコンテンツ産業全体のために意義がある。人や産業の育成が1年で終わることはなく、長期的に活用できるよう検討いただきたい。

・一方、2025年時点のこの産業の100億円は大きな額とは言えない。まずはこの規模で始め、民間からの資金調達や政府からのマッチングファンドも取り入れ、全体規模の拡大化を図る必要があるだろう。それなくしてグローバルに出ていくことは難しいと考える。

・人材育成を始めとする様々な取り組みはより大きな姿で描いていく必要があるだろう。テレビ、伝統的なコンテンツ産業、その外側にいるプレイヤーも含め、コンテンツエコシステム全体を俯瞰し、具体に落としていくようなプロセスを検討いただきたい。NHKの皆様は既に網羅的な取り組みをされており、引き続き戦略面の検討等のご助力をいただけるとありがたい。

・100億円の活用も含め、国の予算事業や政府の事業と連携しながら、関連する方々の役割を明確にし、分担することで、官民連携を自立したものにするような戦略を検討いただきたい。できないから止まる、ということなく、広く門戸を開き、多くの方々に参加頂ける取り組みにしていただけるとありがたい。

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