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【検討会・協議会等】「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会(第7回)」に弊社代表クロサカが構成員として出席しました。(2024/1/25)

「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会(第7回)」(1月25日開催)に弊社代表のクロサカタツヤが構成員として出席しました。(註:慶應義塾大学大学院特任准教授として)

会合では、ワーキンググループの説明や構成員からの発表、意見交換などが行われ、クロサカは以下コメントを述べました。

・ 今後の議論では、伝統メディアとデジタルメディアの広告の世界がほぼ別物と言うほど大きく異なることにご留意、ご一考頂けないだろうか。プレイヤー、サプライチェーン、広告主の立場も異なることから、専門家に話を伺い、より解像度を上げ、議論の詳細な理解を深めていくことが重要と考えている。

・ 「デジタル空間における情報流通の健全性に関する基本理念の項目例」について異論はない。一方、大まかに括られている部分は分解しても良い場合もあるのではないか。例えば真正性と信頼性、透明性とアカウンタビリティ、グローバルと国際などは一つに括ってよいのかをばらして議論をした上で再整理、再集約することが検討のプロセスとしてあっても良いのではないか。手間はかかるだろうが、混ぜると危険な話もあると考えられ、ご一考いただけるとありがたい。

・ 落合構成員、後藤構成員の発言とも被るが、サイバー攻撃、特にフィジカル側に影響が直接的に出てくるものについては特出ししても良いのではないだろうか。2013年から14年にかけてのクリミアにおける言論操作やケンブリッジ・アナリティカ問題を考慮すると、サイバーの中で閉じているだけではなく、フィジカルに染み出していくことの影響の大きさが大きな問題になっている。特出しして議論を深め、整理ができてから全体に混ぜていくのことをご一考頂けないか。

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