お知らせ
【検討会・協議会等】「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会(第6回)」に弊社代表クロサカが構成員として出席しました(2024/1/19)
「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会(第6回)」(1月19日開催)に弊社代表のクロサカタツヤが構成員として出席しました。(註:慶應義塾大学大学院特任准教授として)
会合では「AI事業者ガイドライン案 概要」についての説明や構成員からの発表、意見交換が行われ、クロサカからは以下の問いを発しました。
・『AI事業者ガイドライン案』で取り上げられている「来歴管理」について、国内で取り組むだけではなく、国際連携が必要になると考えられることから、その状況について。
・『KGRI Working Papers No.1 共同提⾔ 「健全な⾔論プラットフォームに向けて ver2.0 ―情報的健康を、実装へ」』の中に、テレビ放送は放送法上の番組調和原則によって、コンテンツの編成に偏りが出ないよう⼀定の規律が⾏われており、番組調和原則による規律は、電波が有限であることなどを理由に正当化されている、とあるが、メディアが多様化する中で時間をいかに獲得するのかという競争にシフトしたと言われて久しく、有限性や希少性の定義や元になる部分が変わってきていると考えられる。また、ここをどこまで踏み込んで良く、環境の定義はどうすべきか等の議論があるなか、「認知の有限性」という議論が今後成立し得るか、あるいはそのような先行研究を行なわれているかについて。
資料はこちらをご覧ください。