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【検討会・協議会等】「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会(第5回)」に弊社代表クロサカが構成員として出席しました。 (2023/12/25)

「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会(第5回)」(12月25日開催)に弊社代表のクロサカタツヤが構成員として出席しました。(註:慶應義塾大学大学院特任准教授として)

会合では、国際動向や今後の進め方などについての説明と構成員からの発表、意見交換が行われ、クロサカからは以下意見を述べました。

・ 「デジタル空間における情報伝達の全体像に関する検討のたたき台」に関し、共感する点が多いと感じたが、単純に金が発生するだけでなく、経済紛争にまでつながる、大きな構造の根が「アテンションエコノミー」であるというご指摘ではないかと考える。よって、ここでの検討も他の様々な要素を念頭に置き、その取り組みを強化しながら、アテンションエコノミーに対してどのような対策をしていくのかを大きなポイントの一つにしていくことが重要ではないか。場合によっては、言論の自由と対峙するような問題が出てくるだろうが、既に経済犯罪になっているものもあることを意識し、 経済構造やインセンティブの構造に光を当て、サニタイズしていくなど、さらに深めていけないだろうか。

・ 「情報流通に関する3つの問題(縦)への 水平的アプローチ(横)と今後の課題」に関し、この検討会で進めていくべきフォーカスがよりクリアになったと考える。アテンションエコノミーに光を当てながら、コンテンツモデレーションと利用者データの交互に関する透明性やアカウンタビリティの確保が背中合わせになっている状態で議論する。その中で一元的に検討することが適正であることと、そうでないこともあるだろうが、さらに区分けし、その観点からモニタリングし、ここを軸足に検討会を進めていくという森先生の問題提起に賛成する。

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