「5Gビジネスデザインワーキンググループ（第3回）」に弊社代表のクロサカが出席しました（2023/2/9）

会合では事業者からのヒアリング及び質疑応答が行われ、クロサカからはコメントを述べました。

・　通信事業者の発表からの精緻な取り組みと現実を見据えた考えから、ミリ波対応は「鶏と卵」だと強く感じた。「5Gビジネスデザインワーキンググループ（第2回）」において、ユーザーが使える端末が不足しているとの発表があったが、これを増やしていく事が重要であることは多くの方々に合意いただけるだろう。そのため、事務局、総務省へのコメントかもしれないが、条件付きオークションの検討にあたっては、ミリ波対用端末の普及促進をどのように進めていくのかを項目に入れることを検討できないかと考える。

・また、鶏と卵の観点でも「新用途」が重要だと考える。現在のスマホや、その延長のように使うだけではなく、産業用途、IoTが中心になる際、ミリ波は大きな潜在能力があるだろうが、ユーザー企業は付加価値をうまく取れないことがあるため、振興策を官民共同で考えることが必要ではないか。例えばマッチングファンドのようなものとオークションの検討を関係付けるのも良いのではないかと考える。いずれにしても、「ニワトリと卵」をいかに解くかをオークションの視点で、あらゆる観点で検討できないかと考える。

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