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【検討会・協議会等】「Trusted Web推進協議会(第5回)」に弊社代表クロサカタツヤが構成員として出席しました(2022/7/25)

7月25日に開催された「Trusted Web推進協議会(第5回)」に弊社代表クロサカ(黒坂達也)が出席しました。

協議会では、「Trusted Web 推進協議会 ホワイトペーパーver2.0について」の意見交換が行われ、クロサカは「Trusted Web推進協議会」の構成委員及び技術的な検討を行うタスクフォース座長の立場から以下の意見を述べました。

・ 昨年度タスクフォース委員が精力的に活動した結果が「ホワイトペーパーver2.0」としてまとめられており、コードを書いてプロトタイピングするチャレンジをしたことで、今回見えてきた知見が様々あった。

・ コーディング時の難しさや、既存のフレームワークがどこまで使えるかというような現実的な問題のほか、データとエンティティの関係をどのようにTrusted Webの中で整理するかというような基礎的な課題と、そこに向けた検討の道筋が見えてきたが、まだたたき台であるため、立案やその筋道をどうつけていくのか、ご意見を頂きたい。

・ 座長としてはインフラを作るつもりでTrusted Webに関わっている。インフラを作るという事で、利害や対立するアプリケーションも一枚岩で支える、深遠で複雑な大きな基盤を創らないとならないと思っている。

・ Trusted Webが分かり難いとか、どこを目指しているのか、政策のどこに入っていくのかという問いはまさに社会インフラをどう作っていくのか、部分的に直していくのかという事をデザインする事と表裏一体で、それ自体の分かり易いということを目指すだけでなく、どういう社会を作るのか、またその社会で我々がどう幸せに振る舞うのかを考えないとならない。

・ そのため、ビジョンやミッションをより精緻していく事が、技術の指針という意味でも、政策への打ち込みでも必要になってくる。またインフラを作る際には、インフラの上でアプリを作りたい人達の気持ちを理解する事が重要で、矛盾する二つのものを受け入れ、前に進める事が必要になるだろう。

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