インフォメーション

メディア

【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました

5月16日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

生成AIの進展と利用リスクをテーマに、OpenAIが5月13日、次世代AIモデル「GPT-4o(オムニ)」を発表。Googleは5月14日にAIモデル「Gemini」のアップデートを発表したが、両者に共通するのは高速化。

プロンプトと呼ばれる、AIモデルに指示や命令を入力してから回答を得られるまでの時間が短縮され、人間対人間の会話や人の思考するスピードに合わせた対応が可能になった。これは、AIモデルの開発競争が一段落し、使いやすさに競争ポイントが変化したという事で、「発明」から「普及」のフェーズに移ろうとしているように見える。

特に、GPT-4oは音声対話による入出力が飛躍的に向上し、滑らかな会話のみならず、人間の様子をカメラで読み取って感情を理解する様子が披露された。使用場所としては、米国のファストフード店のような人件費の高騰を価格に転嫁しているところをIT化する時にこの仕組みが使えそうで、ドライブスルーで生成AIが注文を受けるようなこともあるかもしれない。実際、Googleはマクドナルドと開発を進めているそうで、機械への置換えは始まっているのだろう。

一方、アメリカの電気通信関係の仕様を標準化するIEEEは4月末に生成AIの利用に関する注意喚起の提言を発表した。「現状多くの人がAIを試すことに夢中になっているが、十分に責任ある方法で使用するための準備ができていない」と説明し、特徴的な課題を説明し、企業に「責任ある利用」を呼びかけている。

先週、音楽産業と生成AIの話をしたが、人間の尊厳にも影響を与えるだけでなく、不合理であったり、人間がした方が良い仕事も置き換えてしまうと、単に仕事がなくなるだけでなく、様々な問題が出てくるはずだ。技術は非常に便利で良いものだが、それが故に依存してしまうこともあるので、注意深く考えていくことを忘れてはならない、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

「アロハ太朗Good Luck!Morning!」はこちら