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【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました 

2月8日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

「食べログ」のシステム変更訴訟をテーマに、グルメレビューサイト「食べログ」の5年前の評価システム変更により、点数が下がった焼き肉チェーン店「KollaBo (コラボ)」を運営する「韓流村」は、食べログ経由での来客減少、利益損失、ブランド価値毀損などで、総額6億円の損害賠償を求めた。一昨年の1審判決では店側の訴えが一部認められ、 食べログ運営会社のカカクコムに3800万円の賠償を命じられた。一方、カカクコムは判決を不服とし、東京高等裁判所(東京高裁)で控訴裁判が行われ、1月19日の東京高裁の2審判決では店側の訴えを退けた。店側は不服として、最高裁判所に上告する意向を示している、と状況を説明。

利用者はレビューサイトにより以前なら見つけられなかった店を誰でも見つけられるようになり、事業者は個人や小規模な個性的な外食ビジネスの成功確率を上げただろう。また、見つけにくい奥まったビルや住宅街などのレストランにも注目が集まり、不動産価値も変えたのではないかとも言われている。

このため、レストランも食べログを頼りにし、レビューサイトは飲食店事業のプラットフォームと言われている。経済学ではプラットフォームを「両面市場」や「ダブルヘッドマーケット」と定義する。異なる市場である多数のレストランと飲食客のデータベースを持ち、二つをマッチングする。うまくまわると両方が大きな勢いで成長し、影響力が増す。

今回の点数変更は、点数が上がった店もあるとは思うが、やや利用客側に立った変更だったかもしれない。利用者からすると悪い話ではないが、レストラン側からすると困惑があったのだろう。コラボは評点が突然下がったことにより、複数の店舗を閉めることになったと主張した。訴えが適切かは裁判所に委ねたいが、事業に影響があったのは事実だろう。

プラットフォームはどちら側にも大きな影響がある。プラットフォーム事業者は影響の大きさを自覚し、システムを変えるような場合は丁寧な説明を繰り返しすることがどちら側にとっても重要なのではないか、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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