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【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました 

12月7日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

「誤情報の拡散は言語を超える」をテーマに、東京大学と筑波大学の研究者グループによる、SNSでの誤った情報の拡散についての調査論文がネイチャー・リサーチ社の「Scientific Reports」に掲載されたことを取り上げた。

調査は2020年2月から2022年3月の2年間、英語と日本語によるTwitterでのイベルメクチンに関する誤った情報発信を対象とし、情報拡散の傾向を比較したもので、調査の結果、日本では英語の誤情報がより拡散されることが分かった。

また、誤情報のインフルエンサーは、Twitter内の英語ユーザーの誤情報をリツイート等で発信するのではなく、独自にリサーチし、英語の誤情報を見つけ、日本語のコミュニティ圏内で拡散していることが分かった。なお、英語ユーザーのコミュニティを調査すると、日本語ユーザーのコミュニティとはホットなトピックに差異があるほか、英語ユーザーが盛り上がっていない情報でも日本語ユーザーが先に紹介しているケースが発見された。

論文は、誤情報対策を行う場合、SNSプラットフォーム内でのみ施策を打っても効果が出ない可能性があり、言語圏を超えた対策を考える必要があるとしている。

以前、「自分が信じたいと思った情報」が仮に間違っていた場合、43%の人が訂正情報を目にしてもクリックをしない傾向があるという研究結果を紹介したが、43%の人が一度「自分の考えが正しい」と思うと自分で訂正できなくなってしまうと考えると難しい問題だ。

そのうえ、この研究後には生成AIが出現し、よりもっともらしい誤情報が流せるようになり、さらに状況は複雑化しており、検証や間違ったことを直すしくみが求められてきていると改めて実感させられる、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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