インフォメーション

メディア

【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました 

11月2日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

出版取次最大手の日本出版販売株式会社(日販)がコンビニへの書籍配送を2025年で終了することをとりあげ、書籍は「出版取次」といわれる流通専門業者が、出版社が制作製本した書籍を、書店への委託販売を仲介、その物流も担うという仕組みで取引されている。これまで日販がファミリーマートとローソン、株式会社トーハンがセブンイレブンに配送してきたが、今後はトーハンがファミリーマートとローソンにも配送することになる、と説明。

日販は2023年3月期決算で「10年間コンビニ3万店舗へ配送したが、売上は1/3に減少した」と話しているが、スマホやタブレットで書籍を読み、ニュースアプリやSNS、動画を雑誌代わりに見るようになり、コロナで「立ち読み」が禁止、店頭の売り場が減らされ、人件費・燃料費の高騰があるとなると、合理化の動きは致し方ないのだろうが、大きな懸念が2点ある。

一つは、コンビニへのルートがあるからこそ維持されてきた、地方の小さな書店への配本への対応。もう一つはドライバーの労働時間制限から物流危機が起こるとされる「物流2024年問題」。コンビニは歴史的経緯からエリアごとに出店比率が異なり、トーハンが配送してきたセブンイレブンは東日本に強く、ローソン・ファミリーマートは西日本が強いが、鳥取・島根・高知・青森・沖縄などはセブンイレブンが少ないなどの状況があり、トーハンは配送を担いきれるのだろうか。

コンビニや小さな書店への配送が難しくなると本が町に流通しなくなる可能性があるが、書籍はインフラだと考えており、維持のために消費者も含め皆で考え、支えあわないとならないのではないか、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

「アロハ太朗Good Luck!Morning!」はこちら