【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました
10月26日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。
J1への昇格が決定したFC町田ゼルビアのビジネス背景を取り上げ、オーナーはサイバーエージェント(CA)だが、IT企業大手、メガベンチャーがプロスポーツに出資することが増えていると指摘。
2005年に福岡ソフトバンクホークスが生まれ、東北楽天ゴールデンイーグルス、横浜DeNAベイスターズもある。Jリーグも同様で、2002年に楽天が東京ヴェルディのスポンサーとなり、CAも同チームに2番手で出資。楽天はヴィッセル神戸、メルカリは鹿島アントラーズなどと、多数の企業が参加している。
メガベンチャーは日本中の人が知る企業に成長するためにスポーツ系の団体に出資している。スポーツに支援する事で多様な人の目に入り、安定した良い会社というイメージを得て、顧客拡大、人材採用に繋げている。ネット企業はネットの外にいるアクセスしにくい潜在的な顧客に知ってもらうことができ、応募してくる人の家族に安心に思ってもらえる効果がある。
CAは既に大きな会社のため狙いはこれだけではなく、背景に動画配信サービスのABEMAがあるのではないだろうか。サッカーはメジャーコンテンツで、昨年のW杯を全試合放映。クロアチア戦では2300万超の視聴数を稼ぎ出したと報道されている。放映権とネットワーク維持におよそ200億円の投資をし、回収できないのではないかと思われているが、この先行投資により、ABEMAはサッカーに強い、サッカーはネットで見るもの、というイメージを掴んだだろう。
CAの藤田社長は数年前のインタビューで「単にサッカーが好きだからやっている」と答えると同時に、東京を代表するチームになればビジネスになる、ABEMAとも相性が良いとほのめかしていた。
ABEMAのような事業を育成するのも、サッカーチームがリーグを上がるのも時間はかかるが、相乗効果を持ちながら、どこかで収益化のポイントがでてくるだろう。また、ABEMAは麻雀や競馬、プロバスケットなどもしているためノウハウもたまっていると考えられ、日本のスポーツビジネスはこういう形で変わっていくのかもしれない、とお話ししました。
次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。
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