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【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました 

9月28日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

ヤマト運輸がダイレクトメールやカタログ配達を委託する個人事業主との契約を2024年度末(2025年3月)までに終了すると発表したことを取り上げ、6月に、住宅の郵便受けに投函する「クロネコDM便」と「ネコポス」を日本郵便の配送網を利用すると発表した理由が、運転手不足に対応するためと言われていたが、個人事業主との契約も打ち切るとの事で、単純なドライバー不足という事ではないようだ、と推察。

DM便やネコポスは民営化する前の日本郵便とヤマト運輸が競合していた頃に生まれたサービスだが、そのサービスを日本郵便に委託するという事は郵便の歴史を考えると感慨深いだけでなく、郵便や小型荷物は日本郵便との競合ではなく、スマートフォンのメッセージングサービスや電子メール、SNSに取って代わられている、という事だろう。

普通郵便の取扱量は2001年度がピークで、現在は45%減となっているが、取扱量が減少しても、ポストへの収集は過疎地でも1日1回は行かなければならず、現在、総務省では対応の変更や効率化が議論されている。

日本郵便は、土曜の配達休止、深夜業務の縮小による普通郵便の翌日配達の実質終了や、10月からの一般書留や現金書留、国際郵便の値上げで対策しているが、値上げとサービスのグレードダウンで厳しい状況が進み、縮小に向けた「撤退戦」となっているうえに、ドライバー不足も厳しく、どうにもならない状況だ。

このような中、私たちが生きていく中で、手紙を書いて届ける郵便とは何か、そこにいくらお金を払い、どのように支えれば良いのか、と先々の事を考えて手を打たないとならないという業界からのメッセージが今回のヤマトの動きにあるのではないか、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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