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【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました 

5月25日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

「グローバルサウス」とどう向き合うか、をテーマに、G7サミットで岸田首相がグローバルサウスとの関係強化を強調しただけでなく、3月には自らインドを訪れサミットでの連携をアピールした。グローバルサウスに明確な定義やリストはなく、以前は「発展途上国」、冷戦期には「第三国」、最近は「新興国」などと言う、経済はまだ成熟していないがこれから発展する国をまとめてグローバルサウスと呼んでいる。グローバルサウスの「サウス」は「南北問題」の「南(サウス)」からきているが、インドは北半球にあり、南半球だけの話ではない、と状況を説明。

なぜ日本や世界、G7でグローバルサウスが重要かというと世界情勢の変化が背景にある。インドは今年1月に「Voice of Global South Summit」を主催しグローバルサウスをリードしようとしているが、ここに中国は参加しておらず、「グローバルサウスの覇権争い」が感じられる。

新興国は経済発展を優先するために民主主義より権威主義的な価値観や政治体制をとることが少なくないが、経済が豊かになっても簡単に民主主義に移行できないだけでなく、中国やロシアは、巨大国となり資源も豊富にあるが権威主義国家だ。

価値観の問題なのでどちらが合っているかはないはずだが、西側諸国は民主主義や自由主義を大切にし、グローバルサウスには早くから民主主義や自由主義に慣れてもらい、国が安定した時、権威主義側に向かわないように、と働きかけを始めている。

その時重要なのがインドだ。経済発展著しく人口も世界一になった一方、民主主義や自由主義を持ち合わせている。巨大な国ゆえ完全な民主主義ではないが、インドがどちら側に行くのか?という事がインドを重視する理由になっているのだろう。

ただし、これは難しいテーマで繰り返されている問題のため、歴史から学び、解決、着地点はあるだろうが、関心を持ち 何が自分やあなたにとって良いのかを議論する事が今は大事なのではないか。グローバルサウスという言葉を使い、コミュニケーションを重ねていく事がまずは求められているのだろう、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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